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当サービスへの想い

キャリア相談をもっと身近に、より戦略的に。

キャリア相談ドットコムは、「キャリア相談をもっと身近に、より戦略的に」を理念として、多くの方々にご協力頂きながら立ち上げた、転職・副業・起業など“キャリア相談”に関するポータルサイトです。

日本では“キャリアアドバイザー”というと、転職支援会社(人材紹介会社)の転職アドバイザーという認識が一般的で、ようは、転職する時に求人企業を紹介してもらえる転職支援会社(人材紹介会社)の担当者、を思い浮かべる方が多いと思います。
だからこそ、大勢の方々にとっては、転職ありき(転職前提)のキャリアアドバイスが多くなり、転職する時だけ利用する“スポットサービスとしての担当者”になってしまっています。


しかしながら、欧米では、キャリアアドバイザーの位置づけは日本とはまったく異なり、医師や弁護士と同じように、中長期的にお付き合いしていくべき専門スキルを持ち合わせたキャリアの専門家として考えられています。
実際に、欧米では、医師と弁護士とキャリアアドバイザーは、一生かけてお付き合いしていくべき専門家として認識されており、自分に合った、自分をよく理解してくれている、かかりつけとしてのキャリアアドバイザーを見つけることこそが、人生においては非常に重要であると考えられています。


100年におよぶライフシフト時代においては、これまで以上に個人の価値観は多様になり、日本型雇用の終焉やコロナ禍における企業と従業員の関係性、仕事に対する考えなどは、これまで以上に個別性が進み、多種多様となっています。

従来型の日本型雇用に代表されるように、会社に言われたことに素直に従って、敷かれたレールを進んでいけば一生安泰、という時代は終焉を迎えています。これからの時代は、自分で自分のキャリアを切り開き、他人とは異なる自分だけのキャリア設計を行っていくことが、豊かな人生に繋がっていく時代です。

ただし、高校や大学などの教育機関では、キャリア教育にかける時間はまだまだ少なく、新卒一括採用に代表される卒業間際の一時的な採用シーズンになって、慌てて就職活動を行い、なんとなく世間一般的に大企業と思われている企業へ入社したり、名前をよく聞くベンチャー企業を選んだりと、まだまだ就社の意識が強い状態であると考えています。
(もちろん一時期よりは就社意識が薄れてきたとは言われていますが、まだまだ欧米に比べると、日本では就社意識が強く残っています)

そもそもキャリアは、就職時期・転職時期だけに考えることではなく、一生かけて考え続けるべき永遠のテーマであり、そこには必ずしも正解が用意されている訳ではありません。

自分ひとりだけで考えることが難しく、混とんとした時代性も相まって、一人の目線・視点だけでは正解を導き出すことは難しくなっているからこそ、第三者の意見が重要であり、一人や二人ではなく、複数人の意見・アドバイスを参考にした上で、最終的には自分が意思決定していく。この一連の行為こそが重要だと考えられます。


当サイトの立ち上げについては、この時代性を汲み取りつつも、個人個人がよりより自己実現のためにキャリアの専門家であるキャリアアドバイザーと良好な関係を築き、中長期的に付き合っていくことで、自分のキャリアを戦略的に設計していくお手伝いをしたいと考えています。一人ひとりが自分らしく輝けることが、さらには日本経済の発展に繋がっていくと確信しています。

当サイトのご利用を通じて、一人でも多くの方々が、自分らしいキャリア設計を実現し、イキイキと価値ある人生を過ごして頂けることを願いつつ、日本でのキャリアアドバイザーの位置づけが本来の姿へと戻るよう、一生かけてお付き合いしていく専門家として選ばれるよう、その実現に努めていきたいと強く思っています。



     2020年7月15日

キャリア相談ドットコム 運営会社
株式会社キャリアライゼーション
代表取締役 中浦 洋平